早速ですが、プロタックアドバンスはどのような会社ですか？

もともと私がプロダクトデザイナーだったこともあって、創業当時は工業デザインがメインの業務でした。そこから時代のニーズと共に変化して、現在では工業デザインだけに留まらず、自動車やバイク用品のオリジナルブランドの運営、ショウカーの製作、コンプリートカーの販売、ネットショップの運営など、幅広い業務を行っています。

今回の採用情報にあたり、どのような人材を求めていますか？

私たちは自動車やバイクのパーツを多く扱っているので、まずは自動車やバイクが好きな方ですね。
それからコミュニケーション能力。これも重要です。

コミュニケーション能力？

そうです。
一つ例を出してお話しすると、造形スタッフはデザイナーから提示されたテーマをカタチにしていくことが仕事です。
デザイナーから提示されるのはデータだったり、レンダリングだったりしますが、最終的にはそのデザイナーの頭の中にあるカタチを、正確に立体物へと変換していくことになります。

なるほど、デザイナーとのコミュニケーションなしには成り立たないわけですね。

個人の造形技術はもちろんですが、それと同じくらいコミュニケーション能力も重要です。お客様との関係も同じですよね。
相手の想いを理解し、それをカタチにしていく。
作業の質や納期管理はもちろんですが、仕事を通した人とのかかわりに喜びを見出せる人。そんな人と一緒に働きたいですね。

働くうえで大切にしていることを教えてください。

「楽しく仕事を」です。
シンプルですが。（笑）
職場が楽しくなければ、「いい仕事」はできません。
これは絶対だと思いますので、常に心がけています。

やりがいを感じる瞬間はどんなときですか？

どのような業務かによっても異なりますが、共通しているのはお客様の喜ぶ顔ですね。
オリジナルブランドの業務では、自分たちで企画してデザインして製作した商品が世に出て、その商品の良さに共鳴して購入してくださったお客様が、ご自分の車やバイクに取り付ける。それを気に入って喜んでいただいた瞬間は、最高の気持ちになりますね。
またデザイン業務では、何か月もかけて製作したショウカーが、カスタムカーショウなどでライティングを浴びて展示される。いわば自分たちの作品の晴れ舞台ですよね。
その晴れ舞台に上ったショウカーを見て、お客様が喜んだり、驚いたり、感動したり、、、
そんな反応を見ると、「頑張ってきてよかった」と心から思います。

最後に、今後への想いをお聞かせください。

私たちが扱っている商品は、生活必需品ではありません。趣味のものが多いです。
生活を豊かにするための趣味のものへの購買意欲を出していただくためには、デザインだったり、機能だったり、常に買う側の気持ちに寄り添った「ものづくり」を心がけています。
これは今後も大切にしていきたいですね。

具体的なプランを教えていただくことはできますか？

新たに製造工場部門をつくり、デザインから製造、販売を一貫して行う体制を整えたいと考えています。全ての工程を弊社が一貫して行うことによって、先に述べた買う側の気持ちに寄り添った「ものづくり」、このコンセプトをより具現化した商品を製作することができます。
そのためには新しい仲間が必要ですね。